EM-DAC 4390D Ver1.0 製作手順
 PU回路図  PU部品表 PU部品実装図
 TRセット 回路図 部品表 部品実装図

 上記は参考用、配布品には未添付です。
 本機は、途中より電源部未添付に変更しています。
 下記説明は、一部電源部ありの状態説明が含まれます。

 D/A回路図 1/3 2/3 3/3  D/A部品表 D/A部品実装図

 参考結線図

  データーシート
  AK4390
 
  本品は、回路図が理解できて自作ベテラン向けです。
  当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
  よって中上級者向け配布とし、
不動時は、ご自身の力で解決願います。
  掲示板等で聞くのも良いかと思います。(製作上の質問は、掲示板でお願いします。)
  部品数は、200個以上です。
  製作難易度は・・・・・・です。


 電源トランスは、整流後、12V程度になる品を使用願います。
 三端子レギュレーターの入力耐圧を考慮する必要ありです。

 付属している電源基板は、D/A以降のアナログ部用です。
 デジタル回路用電源は、別途+5V(1A以上)品を用意する必要があります。
 スイッチング電源が簡単だと思います。
 GNDアイソレータ搭載でノイズ耐性が高いですので問題なく使用できます。

 JP設定
  D/A基板のFS SEL端子でDA駆動FS周波数を選択します。
  48K、96K、192Kどれか一つをショートする必要あり。
  未接続時は、48Kが選択されます。
  接続変更(FS変更)は、電源OFFで実施の事。仕様上制限です。
  電源ONで接続変更しても正常に切り替わりません。
  
  POL端子は、オープン(未接続)にします。

 SW、LED説明
  IN SEL SW  入力選択です。OFF(オープン)でIN1、ON(ショート)でIN2が選択されます。
  FIL SEL SW  AK4390のフイルター選択です。OFF(オープン)でノーマル、ON(ショート)でショートデレィが選択されます。
  MUTE SW   出力ミューティングON/OFF。OFF(オープン)で出力ON、ON(ショート)で出力OFFが選択されます。

  OK LED    CPU起動中、電源ランプ兼用です。CPU正常起動時は、数回点滅して点灯状態になります。
  ERR LED   入力信号異常、同期はずれで点灯します。基板上のERROR LEDも同じです。
  IN1 LED    IN1入力選択時に点灯
  IN2 LED    IN2入力選択時に点灯
  SD LED    ショートデレィフィルター選択時に点灯
  MUTE LED  出力ミュート(OFF)時に点灯

 OPT IN(光入力)
  IN1、IN2は、標準部品を実装した場合、COAX(同軸)入力となります。
  OPT入力で使用する場合は、IN端子に接続されている75Ω抵抗は実装しません。
  75Ω抵抗を実装するとエラーとなり受信できません。最悪TORXモジュールが壊れます。
  回路図参照の事。

 CPU実装
  AK4390は、CPU制御でデーター設定されて音が出ます。
  よって、CPU不良、未実装では音が出ません。

 その他注意点
 CPLDの実装方向には十分注意願います。
 どの方向にも刺さりますが正規方向以外では当然CPLD破損します。

 隣どうしのU7,U9、U8,U10のGNDアイソレータは同じ形ですが型番が違う品です。
 実装時には、注意願います。U7,U8は150M、U9,U10は1M品です。
 

 部品取り付け方向など写真不鮮明箇所は、Webよりデーターシート等を入手して確認願います。
 AK4390は、30PinのSSOPです。変換基板使用できません。直接ハンダ付け願います。

 一部、基板の穴間隔と部品穴間隔が違い部品が入りずらい箇所があります。
 部品足を加工するか少し浮かして取付てください。


 重要部品は、配付数しか手持ち有りません、よってハンダ付け失敗時の入手は、ご自身で手配願います。
 AK4390は、入手不可で、部品提供不可です。


 参考写真
 写真では、配布品以外の部品が実装されている所があります。
 
添付部品は、写真と同等性能な他品の場合があります。
 
添付部品は、部品表を確認願います。
 

 ・標準配布部品実装
 

 参考用 EM-PU TypeC
 

 ・オプション CRセット実装状態
  配布品以外の部品多数実装した状態写真です。参考用
 

 ・オプション TR基板
 


 参考 動作確認品での特性
 
 44.1K入力 1KHz、0dB入力時
 
 
 96K入力 44KHz −12dB入力時


 組立て参考写真
 

 自分用に組み立てた品の製作記があります。