・EM-DAC 4396S2 Ver1.0部品セット 2008/06〜2009/01

 本機は、DAC Twelveの後継機となります。

 DAC Twelveは、貴重な国産DAC AKM AK4396採用のDACでした。
 期待以上の高音質で十分メインシステムで使用可能なレベルでした。
 好評なオールインワン構成は、初心者の自作スタート、ベテランのサブ機と利用価値
 が高いので、今回も採用します。
 限られた基板サイズですので基本的な回路構成は、大きく変わりませんが、
 考えられる音質向上策を施しての再配布です。

 下記にAK4396が紹介されています。
 http://www.phileweb.com/products/akm/akm_4.html

 本機は、最大限、自作初心者向けに設計しています。
 電源トランス、ヒューズまで、基板上に搭載していますので、半田付けが確実に
 出来れば、基本的には回路図が判らなくても組立て可能です。
 配布品を購入いただいた方に配線方法等の質問を多々受けたので
 半田付けが出来れば自作初心者でも製作出来るように計画、設計しています。

 製作手順
 回路図、部品表は、製作手順ページにあります。

 ・EM-DAC 4396S2 Ver1.0部品セット 終了
   
  基板サイズ 100mm×196mm


以下オプション品(オプションのみの配布は行いません。)
必ず上記部品セットと同時注文願います。

 ・OPT INセット
 同軸入力で使用する場合は不要ですのでオプションとしています。
 光(OPT)入力を使用する場合は、必要です。
 TORX177添付 5V、96K入力対応品
  
 



DAC 4396S2 Ver1.0概要説明
・DACには、AK4396を採用
 データーシートによると、DR,SNが120dBです。
 測定条件により多少は変わると思いますが、電圧出力では超高性能と言えます。

・96K入力に対応
 AK4112は、96K入力に対応しております。


・エンファンシスON/OFF制御
 全入力周波数でエンファンシス自動ON/OFFです。
 昔のCDでは、エンファンシス有り品も多数あります。

・オペアンプ用アナログ部電源には、音質上の理由であえて非安定化電源
 を採用しています。また、標準で7700uF×2のコンデンサーを添付して
 LC型フイルターを採用しています。(UP)

・デジタル、アナログの共通電源部は、LC型フィルターを入れ簡易型ではありますが、
 電源分離構成としています。(UP)

・電源トランス内蔵
 基板上にトロイダル型電源トランスを2つ搭載しています。デジ、アナ分離。
 音質向上策としてアナログ部のトランス容量を大きくしています。(UP)

・基板は、金フラッシュ仕上げとしています。

・その他、これまでの経験より基板レイアウトなど音質向上しそうな策を
 施しています。

本品は、OPアンプ出力のDACです。

(UP):DAC Twelve比較で改良箇所