・DAC Twelve Ver1.0部品セット 2008/01〜03
高音質でお気に入りなFN1242は貴重な
made in JapanDACでした。
国産の高音質DACが少ない中、気になるメーカーとして旭化成(AKM)があります。
有名なDR DACにAK4395が採用されており、改良品がAK4396となります。
最近では、世界初32BIT AK4397など積極的にオーディオ用DACを発表しています。
AKM品は、入手が難しく苦労しましたがAK4396が入手出来ました。
苦労した分、音質に対する期待も大です。
下記にAK4396が紹介されています。
http://www.phileweb.com/products/akm/akm_4.html
本機は、最大限、自作初心者向けに設計しています。
電源トランス、ヒューズまで、基板上に搭載していますので、半田付けが確実に
出来れば、基本的には回路図が判らなくても組立て可能です。
配布品を購入いただいた方に配線方法等の質問を多々受けたので
半田付けが出来れば自作初心者でも製作出来るように計画、設計しています。
製作手順
回路図、部品表は、製作手順ページにあります。
配布基板にバクがあります。
パターンカット1箇所、配線追加2本が必要です。
・DAC Twelve Ver1.0部品セット 終了
以下オプション品(オプションのみの配布は行いません。)
必ず上記部品セットと同時注文願います。
・SSOP用サブ基板セット
SSOP ICをサブ基板化しておけば、ハンダ付け失敗時の交換が簡単になります。
サブ基板:2枚 14P両端オス端子:4個 28P ICソケット:2個(切離して使用)
・OPT INセット
同軸入力で使用する場合は不要ですのでオプションとしています。
光(OPT)入力を使用する場合は、必要です。
TORX177添付 5V、96K入力対応品
DAC Twelve 概要説明
・DACには、AK4396を採用
データーシートによると、DR,SNが120dBです。
測定条件により多少は変わると思いますが、電圧出力では超高性能と言えます。
TI社で電圧出力DACの最高値は、113dB
FN1242では、102dBです。
電流出力品では、I/V回路を通る前ですからもっと良い値品がありますが、
I/V回路通過時では、10や20dB悪くなるのも普通です。
電圧出力で120dBとは・・・この点では最高品、超高性能と言えます。
DR,SN値だけで音が良くなる訳ではありませんが、音にも影響する部分ですね。
現行品では、1,2を争う最高性能品ですね。
・96K入力に対応
AK4112は、96K入力に対応しております。
・エンファンシスON/OFF制御
全入力周波数でエンファンシス自動ON/OFFです。
昔のCDでは、エンファンシス有り品も多数ありますので。
・オペアンプ用アナログ部電源には、音質上の理由であえて非安定化電源
を採用しています。また、標準で3300uF×2のコンデンサーを添付しています。
・電源トランス内蔵
基板上にトロイダル型電源トランスを2つ搭載しています。
アナログ部、デジタル部を分離です。
・基板は、金フラッシュ仕上げとしています。
・その他、これまでの経験より基板レイアウトなど音質向上しそうな策を
施しています。
本品は、OPアンプ出力のDACです。