・真空管出力DAC Four部品セット 2006/01〜05
ANALOG DEVICES
AD1852 D/Aチップ搭載で真空管バッファー出力の
DACです。
AD1852はマルチビットΣΔ型24ビット、192KHzサンプリング対応の
ディジタルオーディオ用DAコンバータICです。
BB製との違いを聞きたくての採用です。
本品は、添付部品の差により配布タイプが複数あります。
今回、シャーシ内基板レイアウトの自由度を高める為、各機能ブロック毎に
基板を分けています。
よって、真空管出力部分も別基板ですので一般的なOPアンプ出力タイプ
のDACも配布いたします。
真空管出力DAC タイプA〜D 回路図1 部品表1+
回路図2 部品表2
OPアンプ出力DAC タイプOP 回路図1 部品表1
製作手順
・タイプA WE407A添付品 終了
・タイプB WE407A中古良品添付品 終了
当方で実機に挿し動作確認済み品
・タイプC GE5670添付品 終了
・タイプD 真空管及びヒーター用電源IC未添付品 終了
真空管をお持ちの方用です。
真空管+7806又は7820をご用意下さい。
・タイプOP OPアンプ出力DAC 終了
真空管出力部無し品
各タイプの添付部品の差は、部品表を参照願います。
オプション
自作品の場合、何度も配線を付けたり外したりするのでネジ端子なら便利です
自分用に購入しましたが、多少余分に入手しましたのでお分けします。
配布品は、端子、圧着端子、ネジのセットで全て金メッキ品です。
・電源ネジ留端子 14組セット タイプA〜D用
終了
・電源ネジ留端子 10組セット タイプOP用
終了
音を出し使用するのには、配布部品以外に
別途必要品が必要です。
製作手順内に記載しておりますのでご確認下さい。
DAC Four 回路説明
・D/AにAD社製を採用したのでOPアンプにもAD製オーディオOPアンプ
OP275を採用してみました。
・96K入力に対応
DIR1703は、96K入力に対応しております。
添付光入力TORXも96K対応品
TORX179です。
また、D/A(AD1852)のデジタルフィルター部の演算切り替えも行っており
96K入力に完全対応しています。
・DIR1703へのクロックに
水晶発信モジュールを採用
水晶振動子による自己発振よりクロック精度が向上します。
・入力データー情報LED表示
入力データーで表示可能な、周波数情報、COPY、エンファンシスなど表示
可能なものは、LED表示出来るよう設計しています。
・44.1K入力でのエンファンシスON/OFF制御
CD入力でのエンファンシス自動ON/OFFです。
昔のCDでは、エンファンシス有り品も多数あるので対応させています。
・オペアンプ用アナログ部電源には、音質上の理由であえて非安定化電源
を採用しています。また、標準で3300uF×2の低インピーダンスコンデン
サーを添付しています。増設用端子を用意していますので増量可能です。
三端子レギュレータで安定化するより音のスピード感が増す感じです。
(三端子での安定化よりコストアップですがあえて採用しました)
・真空管には、音質的安定度、使用実績より
5670/
WE407A系を採用
・真空管高圧部に安定化電源を採用
・その他、これまでの経験より基板レイアウトなど音質向上しそうな策を
施しています。
配布品の基板シルク図に一部間違えがあります。
詳細は製作手順内に記載しております。
写真で紹介している基板は、初期試作基板で、配布する基板とシルク図が
多少違います。シルク図(部品配置図)は製作手順内の部品実装図を参照
願います。