回路図
 部品表1 部品表2 ATT部品表
 部品実装図1 部品実装図2
 参考結線図
 
 R-2Rリレー切替方式ボリュームです。
 最近はIC使用電子ボリュームが主流ですが、抵抗をリレーで切り替える方法を採用しました。
 IC式電子ボリュームは、抵抗値固定、音質も固定です。
 好みの抵抗を使用して好きな抵抗値を実現出来る、可変抵抗のガリオーム問題が無い等のメリットがあります。

 本基板には下記機能があります。
 ・R-2R方式ボリューム(0〜-63.5dB)
 ・5入力セレクター
 ・市販テレビ用リモコンで操作可能
 ・OLEDディスプレイで状態表示
 
 掲載している写真では、試作時の写真です。
 部品表記載以外の部品が実装されている場合があります。

 添付部品は、写真と同等性能な他品の場合があります。
 定数等変更している箇所があります。


 本品は、最大限初心者でも組立出来るよう配慮した品です。
 ただし、不動時は回路図を理解が必要です。
 当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
 
不動時は、ご自身の力で解決願います。

 初心者を対象に組立順序を記載しております。ベテランはお好きに! 


 組立

 基板を切り離します。
 手で簡単に折れます。バリ有れば取ります。
 使用しない基板もあります。気にしないで!
 

 ATT
 設定抵抗値に合わせ抵抗を実装します。
 
 
 INSEL
 基板に直接RCAコネクターを取付可能です。
 穴径9.5mmです。GNDの配線省略可能です。
 写真のRCA−基板間の配線には0Ω抵抗(ジャンパ線)を使用してます。
 

 CPU
 基板のみの場合、CPUをハンダ付けします。
 
 基板+CPUの場合、16ピンのピンヘッタ、ピンソケットを使用してCPU基板を実装します。
 

 DISP
 起動時にボード名、バージョンを表示します。
 バージョン表示横の()内は、設定リモコンメーカーを表します。
 (h)日立 (t)東芝 (s)サンヨー (d)DXアンテナ
 

 ATTSW INSW
 INSW基板の穴が小さく奥まで部品ピンが入りません。
 少し刺した状態でハンダ付けして下さい。
 

 IR
 リモコン受信基板です。
 フロントパネルに接着剤で張り付けて使用する前提です。
 裏面には配線が無い基板です。
 全て表面に表面実装で部品取付します。
 

 リモコン
 使用可能リモコンは、市販のテレビ用リモコンです。
 日立、東芝、サンヨー、DXアンテナのリモコンコードに対応しています。
 回路図内に詳細記載しています。
 日立のみ純正リモコンで動作確認しています。その他は、ELPA製マルチメーカー対応リモコンIRC-202Tで試験実施しています。
 

 配線
 IRはDISP基板と接続します。
 基板間の配線はフラットケーブル配線が簡単です。
 


 電源には下記仕様品を接続願います。
 +12V 1A
 リレーオペレーションです。
 信号系と音声系が分離されていますのでスイッチング電源(ACアダプター)使用が可能です。


 参考情報 試作品での特性
 1KHzでの減衰特性を取りました。
 全減衰値で±0.3dB以内です。
 測定結果
 







EM-ATT 製作手順