・DAC Ten Ver1.1部品セット 2007/08〜2008/01
DAC Ten配布終了しましたが、直後に再配布の希望をいただきました。
自分的にも、良く出来た作だと思いますし、もっと沢山の方に音を聞いて
いただきたく基板再製作を行うこととしました。
DAC Tenとの差は、添付部品の差のみです。
手持ちが無い品を同等の他銘柄に変更しました。
回路、基板共に
DAC Tenと同じです。
FN1242シングル使いのDACVとの音の違いを質問されましたが
Vは真空管出力ですので音の印象は違います。
どちらが良いかわ好みです。
DAC Tenの音は、中高域が特に艶やかなでモニター的では無く
音楽を聞かせる音だと思います。
・設計経緯
本機DAC Tenは、新潟精密製
FN1242を採用したDACです。
国産の高音質DACとしては貴重な存在だと思います。
既に前作で高音質は確認済みです。
価格以上の音は、出ていると思っています。(私好み!!)
自信を持ってお勧めできるDACです。
FN1242の音を聞きたいとの要望に応えての再配布です。
フルエンシー理論については下記に概要が出ております。
http://www.wslab.risk.tsukuba.ac.jp/project/
http://phoenix.wslab.risk.tsukuba.ac.jp/crest/research/audio.html
本機は、最大限、自作初心者向けに設計しています。
電源トランス、ヒューズまで、基板上に搭載していますので、半田付けが確実に
出来れば、基本的には回路図が判らなくても組立て可能です。
配布品を購入いただいた方に配線方法等の質問を多々受けたので
半田付けが出来れば自作初心者でも製作出来るように計画、設計しています。
製作手順
回路図、部品表は、製作手順ページにあります。
・DAC Ten Ver1.1部品セット 終了
以下オプション品(オプションのみの配布は行いません。)
必ず上記部品セットと同時注文願います。
・SSOP用サブ基板セット
SSOP ICをサブ基板化しておけば、ハンダ付け失敗時の交換が簡単になります。
サブ基板:2枚 14P両端オス端子:4個 28P ICソケット:2個(切離して使用)
・OPT INセット
同軸入力で使用する場合は不要ですのでオプションとしています。
光(OPT)入力を使用する場合は、必要です。
TORX177添付 5V、96K入力対応品
DAC Ten 概要説明
・96K入力に対応
AK4112は、96K入力に対応しております。
・エンファンシスON/OFF制御
全入力周波数でエンファンシス自動ON/OFFです。
昔のCDでは、エンファンシス有り品も多数ありますので。
・オペアンプ用アナログ部電源には、音質上の理由であえて非安定化電源
を採用しています。また、標準で2700uF×2の低インピーダンスコンデン
サーを添付しています。
三端子レギュレータで安定化するより音のスピード感が増す感じです。
(三端子での安定化よりコストアップですがあえて採用しました)
・電源トランス内蔵
基板上にトロイダル型電源トランスを2つ搭載しています。
アナログ部、デジタル部を分離です。
・基板は、金フラッシュ仕上げとしています。
・その他、これまでの経験より基板レイアウトなど音質向上しそうな策を
施しています。
本品は、OPアンプ出力のDACです。