送付品部品表、
基板実装図
本品は基板に90%以上の部品が取付済です。
回路図は公開しておりません。
万一動作不良があれば、その都度動作確認手順をお知らせいたします。
概要説明
10MHzクロック及びワードクロック入力よりシステムクロックを生成する基板です。
10MHz入力から 22.5792MHz 又は 24.576MHzを生成します。
ワード入力周波数の128又は256倍のクロックを生成します。
10M及びワード両入力が無い場合、基板実装のオシレーターが出力となります。
仕様
ワードクロック入力 3.3Vp-p〜5Vp-p (75Ω終端時)
10MHzクロック入力 0.5Vp-p〜4Vp-p (50Ω終端時)
電源入力 DC5V〜DC10V
入出力
10MHzクロック入力 |
ワードクロック入力 |
出力使用クロック |
無し |
無し |
実装OSC LED消灯 |
無し |
有り |
WORD (WORD LED点灯) |
有り |
無し |
10MHz (10MHz LED点灯) |
有り |
有り |
10MHz (10MHz LED点灯) |
信号入力有無で出力使用クロックを自動切替します。
添付部品は、部品表を確認願います。
・組立
OSC実装
入力なし時用のオシレーターを実装します。

実装可能OSC
電源電圧 3.3V
出力 CMOS/LVCMOS
サイズ 5.08x7.62mm (5x7.5mm) 又は 9.14x14.2mm
例 CCHD-575
CCHD-957 など
クロック未入力でのクロックはOSC出力が出力されます。
クロック精度はOSC精度となります。
基板クロック出力は、
外部クロック入力なしで基板実装OSC
外部クロック入力ありで外部クロック入力より生成したクロック
が自動切替で出力されます。
BNCコネクター実装
添付のBNCコネクターを実装します。
BNCコネクターは50Ωと75Ωがあります。
中心絶縁(白色)が太い品が50Ω、細い品が75Ωです。

10M入力に50Ω品、ワード入力に75Ω品を取付ます。
電源コネクター
JST 2ピンXHコネクターが実装可能です。
未実装で直接配線でも良い。

PU 端子
+5 電源入力 +5V〜+10V MAX 100mA (+5Vと記載ですが+10V入力まで可能です)
GND GND端子
OUTコネクター
JST 2ピンXHコネクター 又は
SMAコネクターが実装可能です。

OUT クロック出力端子
GND GND端子
OUT端子は2つあります。SMAコネクターも実装可能です。
クロック出力は3.3V、LVCMOS出力です。
動作設定
基板上にジャンパー接続端子が4つあります。

ショートする場合は、ジャンパーピン接続かハンダ接続します。
TERM 50 ・・・10MHzクロック、50Ω終端あり、なし設定。ショート・・・50Ω終端あり、オープン・・・終端なし
TERM 75 ・・・ワードクロック、75Ω終端あり、なし設定。ショート・・・75Ω終端あり、オープン・・・終端なし
J1 ・・・ 10MHz入力時の出力周波数設定。ショート・・・24.576MHz、オープン・・・22.5792MHz
J2 ・・・ WORD入力時の出力周波数設定。ショート・・・入力X256、オープン・・・入力X128
例 176.4K入力でオープンx128設定なら、OUTクロック=22.5792MHz
J3 ・・・ 未使用、オープン
・使用方法
1、DAC 4499Qoの場合
DIRIV基板のD5V電源端子とPU端子を接続。

・DIRIV基板のEXT CLK端子とOUT端子を接続
注意)DIRIV基板のOSC1は実装しません。未実装
1、EM-WSCLK IN基板実装OSC周波数 22.5792MHz
2、J1オープンで22.5792MHz
3、J2設定オープンで176.4K入力で使用 又は
J2設定ショートで88.2K入力で使用
3、TERM 50/75設定シュートで終端あり。
他機器とシリーズ接続で他機器で終端済ならオープン終端なしで使用。