部品表
回路図
部品実装図
参考結線図
フリーソフトのREWを用いてスピーカーインピーダンス測定を行うアダプターです。
パソコンのヘッドフォン及びマイク端子に接続して使用します。
低インピーダンススピーカー測定用にバッファーアンプを搭載しています。
使用方法は下記説明を参照。
当方は自身のPCへ接続して動作確認していますが、全ての製品での保証はしておりません。
本品使用での問題発生しても一切損害賠償責任は負いません。
全てご自身の責任で使用してください。
初心者を対象に組立順序を記載しております。ベテランはお好きに!
組立
部品表と基板実装図を見て組立てしてください。
注意、ミニジャツクを取り付ける時、真ん中のプラスチック突起が邪魔しています。
真ん中の1つをカッターなどで取り除いて実装してください。
背の低い部品より取り付けしていきます。
電解コンデンサー極性に注意して実装します。
パソコンと接続する為に、接続ケーブルが必要です。
3.5mmミニステレオケーブル 2本(パソコンの入出力が、3.5mmミニステレオの場合)
USB-DCプラグケーブル 1本(基板搭載アンプ使用時、。基板搭載アンプ未使用なら不要)
・調整、使用方法
REWソフトを用いた測定方法を説明します。
REWは、多機能ですが、スピーカーインピーダンス測定のみ簡素に記載します。
REWを
ダウンロードしインストールします。
スピーカーインピーダンス測定に関しては、REWの
HELPページに説明があるので一読願います。

インストール完了後、初期画面で
Measure をクリックして測定画面を開きます。

開いた時に
SPL not calibrated と出ても無視して Continue anyway で続けます。
参考結線図を見て本機をパソコンに接続します。
Impedance ボタンを押してインピーダンス測定画面に入ります。
測定前に校正(キャリブレーション)を行います。
正確なキャリブレーションを行う為には、正確な抵抗値が判っている無誘導抵抗が必要です。
無ければ、50〜100Ω程度の1%精度、金属皮膜抵抗でも良いと思います。
右側の赤枠が校正用ボタンです。1が赤になってて他がグレーアウトしていたら初期状態です。
もし、
2.Short 、
3.Refe...が赤字なら、
Clear cal で初期状態にします。
1.Open circuit cal
ADP基板のスピーカー端子をオープン状態(何も接続しない)にしてボタンを押します。

正常に終了すると、測定結果画面が表示されます。
測定画面に戻り2を行います。
2.Short circuit cal
ADP基板のスピーカー端子をシュート(接続)してボタンを押します。

測定画面に戻り3を行います。
3.Reference cal
ADP基板のスピーカー端子に値が判ってる正確な抵抗を接続してボタンを押します。
表示される画面に接続する抵抗の値を入れてOKを押します。
この試験は、抵抗が用意出来ない場合省略可能です。
基板搭載アンプを使用しる場合、Clipping was ・・・とエラーメッセージが出る可能性があります。
搭載しているアンプのゲインが大きくて出力がクリップしていると言うメッセージです。
その場合、パソコンの出力レベルを下げます。
Level:の値を−40.0dBFSにして試験を行います。
試験終了後、次の試験を行う場合も、値が変わっていたら、その都度、修正します。
すべてのキャリブレーションが正常に終われば、スピーカーインピーダンス測定を行います。

スピーカー端子にスピーカーを接続して
Start ボタンを押します。
測定結果画面が表示されます。

パイオニアPE-101Aスピーカー単体。基板搭載アンプ出力で測定(出力レベル-40dB設定)

ヤマハNS-10M。基板搭載アンプ出力で測定(出力レベル-40dB設定)

ヤマハNS-10M。パソコンヘットフォン出力で測定(出力レベル0dB設定)