公開部品表
公開部品実装図
公開情報では一部情報非公開となります。
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製作資料
MCカートリッジ、MCトランス消磁器。
帯磁した、MC/MMカートリッジ、MCトランス用消磁器です。
市販品もあります。原理的には交流信号を徐々に小さくして行き磁性材を消磁します。
詳しい原理などは、「カートリッジ消磁」と検索すれば出てきます。
FIDELIX DEGAUSSのページに詳しい解説があります。
使い方も他の市販品と同じです。
市販品の紹介ページを見ていただくのが良いですが、
1、OUTをMCトランスの入力端子、レコートプレーヤーの出力端子に接続。
2、ボリュームを最小にする。
3,電源ON
4,ボリュームを最大にする。
5、10秒ほどかけてゆっくりボリュームを最小方向に廻す。
です。
本機は手持ちMCトランス、MCカートリッジで動作確認していますが、
全ての製品での保証はしておりません。
本品使用での問題発生しても一切損害賠償責任は負いません。
全てご自身の責任で使用してください。
掲載している写真では、試作時の写真です。
配布品以外の部品が実装されている場合があります。
添付部品は、写真と同等性能な他品の場合があります。
定数等変更している箇所があります。
添付部品は、部品表を確認願います。
本品は、最大限初心者でも組立出来るよう配慮した品です。
ただし、不動時は回路図を理解が必要です。
当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
不動時は、ご自身の力で解決願います。
初心者を対象に組立順序を記載しております。ベテランはお好きに!
組立
ケースセット使用の場合部品加工及び取付時注意事項あります。
ケースセット使用時は下記を実施する。
VR2とLED1スペーサーを3-5mmぐらいカットして短くする。
SW1を少し浮かして取り付ける。
C,Rは、背の低い部品より取り付けしていきます。
電解コンデンサー極性に注意して実装します。
VR2の取付方向に注意。
ケース組み込み
電池ケーブルをケース穴に通してから基板にはんだ付けする。
付属ネジで基板をケースに固定する。
蓋をしてつまみを取付る。
VR1調整
本機は、ウイーンブリッジ発振回路で交流信号を発振させています。
VR1を調整すると発信波形を正弦波に近づける事ができます。
出力信号自体は交流信号であれば正弦波でなくても動作します。
VR1の調整には、オシロスコープが必要です。
・VR1未実装で使用する場合。
VR1にショート端子があります。
ハンダでショートさせて下さい。
・VR1実装で使用する場合。
オシロスコープを持っている方はOUT端子の波形を確認して正弦波に近くなる様にVR1を調整します。
注意
ウイーンブリッジ発振回路は、出力波形が正弦波に近づくと発振が停止します。
VR1を廻す ⇒ 発振が止まる ⇒ 少し戻す ⇒ 電源OFF/ONを行い電源ONで発振開始するのを確認する。
を繰り返して、正弦波に近くて、電源ONで確実に発振する個所に固定します。
VR1未実装でのOUT波形
VR1調整後のOUT波形
動作確認
電池接続前に部品実装、間違えがないか確認。
電池を接続して電源ONします。LEDが点灯します。
テスターのAC電圧レンジでOUT端子の端子間を測定します。
VR2を動かして電圧が上がり下がりすればOKです。