EM-DAC 4497SHP 製作手順
 製作資料 回路図、部品表、基板実装図、その他
 
 回路図、部品表、部品実装図は、購入者限定公開となります。
 物品発送連絡メール時にパスワードをお知らせします。
 パスワード要求に従って入力してください。

 上の青文字「製作資料」をクリックするとパスワード入力画面が表示されます。
 随時修正更新しております。製作時は最新板をご確認ください。

 掲載写真は、過去の製作品を流用している場合があります。
 
写真は試作動作確認時の写真です、
 部品表記載の部品と違う場合があります。

 
部品は、部品表を確認願います。


  本品は、1.27mmSOPのハンダ付けが出来れば組立可能です。
  ただ不動時は回路図の理解が必要です。
  当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
  
不動時は、ご自身の力で解決願います。
  不明点は製作上の質問は掲示板でお願いします。
  バグ情報などは直接メール下さい。当方で確認出来たらHPで公開いたします。

 共通事項
 基板実装、配線用入出力コネクターは未添付です。
 結線図内に適合コネクター記載しております。
 表面実装部品が未実装の場合、表面実装部品を最初に取付た方が後々作業が楽です。

 ・メイン基板
 端子説明
 回路図参照

 ISP CPU書込み用端子(通常時未使用)

 CPU実装
 AK4497は、CPU制御でデーター設定されて正常に音が出ます。
 よって、CPU不良、未実装では正常動作しません。

 CPU起動
 音が出ない場合99%は、CPU以外の不良だと思います。(電器機器なので100%では無いですが)
 いままでCPU不良は一度も経験しておりません。

 OPアンプ
 OPアンプは、2回路品を使用しています。
 必ずボルテージフォロア(ゲイン0dB)で使用出来る品を使用願います。

 AK4497は、別基板となっており、4497ADP基板をDA基板に実装して使用します。
 
 
 メイン基板組立後、基板内電源電圧確認後に4497ADP基板を実装します。
 メイン基板内の4497用電源は2電源構成です。
 デジタル3.3V
 アナログ5V
 電圧確認(規定値+-5%以内)を確認する。

 初心者を対象に組立順序を記載しております。ベテランはお好きに! 
 最初にRL1,2以外の表面実装部品を取付ます。
 
 U10は部品裏面に放熱PADがあります。
 基板裏面もはんだ付けします。
 
 RL1、2は周りの背の低い部品を取付後、取付ます。
 
 
 その他部品取付は特に指定ありません。
 背の低い品から取付する良いです。
 

 USBはスペーサーを使用して取付ます。
 オプションの穴開ケースに入れる場合10mmのスペーサーを使用します。
 接続は20Pフラットケーブルを使用するのが簡単です。
 

 AK4497基板は、電源電圧、3.3V、5Vが正常に出ている事を確認後実装します。
 

 入出コネクターは、JSTのXHコネクターが使用可能です。
 

 LED端子
 
 
基板のLED端子には、2色LEDを接続可能です。
 2色LED使用で、
 ミュート回路ON(無音中)で赤LED点灯。
 ミュート回路OFF(音出中)で青LED点灯、となります。
 当方使用品、秋月電子 OSRBMC3131A
 電源ONで数回点滅します。
 USB入力では、USBから出るエラー信号とケーブル外れ情報でミュート制御しています。
 無音、エラー状態でもPCの状態によりミュートがかからない場合があります。

 改造情報
 電源OFF時にポップノイズが出ます。
 改造を行うとポップノイズが小さくなります。
 電源OFF時に出来るだけ早くミューティングリレーを動作させるように、
 入力電圧24Vでリレー動作するように改造する。
  RL1、2のリレーを変更する。 G6S-2F DC5 ⇒ G6S-2F DC24
  
  基板パターンカット1カ所。
  
  配線追加2本
  

 参考情報
  無信号雑音電圧 0.0037mV。 S/N値 実測で約 113dB
  1Khz/1Vrms LineOUTひずみ率 0.00094%
 電気的には高性能です!

 *DSD再生について
 DSD再生確認は、foobar2000で行っております。
 曲の再生ボタン、選曲ボタン操作で再生音にノイズ(ポツ音)が入る事が確認出来ております。
 上記症状は故障ではありません。

 ・ケース組込み
 穴加工パネルを洗います。加工中に付いた油を落とす事が目的です。食器用中性洗剤が良いです。
 レタリング文字を入れます。
 先の丸いペンでこすります。
 

 パネルに部品取付、配線します。
 フォーンジャックは、パネルにネジ留めしますが、パネル厚が薄く締め付けが甘いので
 1.5mmのゴムワッシャーを入れています。
 

 LED取付
 前面パネルのLEDは、穴にLEDを入れおさえながらハンダ付けします。
 LEDリードを曲げて基板に接触させハンダ付けします。
 接着剤で貼りつけて配線で接続しても良いです。
 

 配線
 ハネル部品と基板間を配線します。
 

 完成
 

 共通事項
 組立注意点
 部品実装方向には十分注意願います。
 不具合で電源電圧が異常の場合部品破損につながります。

 部品取り付け方向など写真不鮮明箇所は、Webよりデーターシート等を入手して確認願います。

 重要部品は、配付数しか手持ち有りません、よってハンダ付け失敗時の入手は、ご自身で手配願います。

 基板上のISP端子はCPUプログラム書込み用端子です。(通常時未使用)

 修正プログラム
 プログラム修正の場合は随時、製作資料ページにUPいたします。
 
 2017/02/13 回路図誤記修正
 2017/11/14 CPUプログラム更新 ボリュームコントロール改善
 2017/12/10 電源OFFポップノイズ低減改造方法追加