回路図
 部品表
 部品実装図

 参考結線図

 未添付部品も実装した状態写真となります。一部定数変更しております。
 
添付部品は、写真と同等性能な他品の場合があります。
 
添付部品は、部品表を確認願います。


  本品は、最大限初心者でも組立出来るよう配慮した品です。
  ただし、不動時は回路図の理解が必要です。
  当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
  
不動時は、ご自身の力で解決願います。

 SW設定
 回路図内に記載しております。

 端子説明
 回路図、参考結線図参照

 ISP CPU書込み用端子(通常時未使用)

 CPU実装
 FN1242(A)は、CPU制御でデーター設定されて正常に音が出ます。
 よって、CPU不良、未実装では正常動作しません。

 CPU起動
 音が出ない場合99%は、CPU以外の不良だと思います。(電器機器なので100%では無いですが)
 下記が確認出来た場合、CPUは動いています。
 INSEL端子で、OPT選択時=CPU21番端子 L(0V)、COAX選択時=H(3.3V)と変化する。

 組立注意点
 部品実装方向には十分注意願います。
 不具合で電源電圧が異常の場合部品破損につながります。
 背の低い部品より取付ていきます。
 最初に表面実装部品を取付ます。
  
 
 FN1242は別基板となっております。
 ピンヘッターを使用して取り付けます。
 

 FN1242を取付る前に電源電圧を確認を行います。
 FN1242実装端子の
 3.3V、5V
 規定電圧+−5%以内であること。

 VR1調整
 VR1はバランス出力オフセット調整です。
 全部品取付後、VR1を調整します。
 U12(OPアンプ)1番端子の電圧を0Vに調整します。
 U12−7番、U13−1番、U13−7番端子が0Vになっている事を確認します。
 OPアンプのバラツキで完全0Vにはならない場合があります、0.01V(10mV)以下なら問題ありません。

 使用OPアンプ
 OPアンプは、ゲイン0で安定動作する位相補償内臓品を使用願います。
 オーディオ用ならほぼ大丈夫です。

 部品取り付け方向など写真不鮮明箇所は、Webよりデーターシート等を入手して確認願います。

 入出力のコネクターはJSTのVHまたはXHコネクターが適合します。

 重要部品は、配付数しか手持ち有りません、よってハンダ付け失敗時の入手は、ご自身で手配願います。

 
参考写真
 

 基板サイズは、タカチ電機 AWA15−8−26SS に入るサイズとしています。
 

 参考情報
 ・本機は、アンバランス出力が反転出力となっています。
  正相出力にする場合、BAL出力と出力OPアンプ入力間で配線変更改造で対応出来ます。
 ・DA出力LPF定数は、FN1242のデーターシートを参考に決めてます。
  今までの高抵抗、低容量設計でなく、低抵抗、高容量定数となっています。
  ひずみ率は若干悪くなっていますがFN1242のデジタルフィルター補完の特徴が出ています。
  FN1242Aデーターシートを参考に定数変更しても良いかもしれません。

EM-DAC 1242S3 Ver1.0 製作手順