公開回路図
 公開部品表
 部品実装図
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 製作資料

 WE403A/6AK5使用のCR型イコライザーです。
 供給量と人気の関係か!?現在でも真空管全盛期の新品が安価に入手できます。
 ヒーター電圧6.3Vで403A/6AK5/5654
 ヒーター電圧20Vで408Aが使用出来ます。
  
 基板内にイコライザー部とラインバッファー部を搭載しています。
 音量調整ボリューム出力のインピーダンスを下げる目的でラインバッファーを搭載しています。
 
 イコライザーアンプ部とラインバッファー部は完全に別回路で片方のみでも使用可能です。

 掲載している写真では、試作時の写真です。
 配布品以外の部品が実装されている場合があります。

 添付部品は、写真と同等性能な他品の場合があります。
 定数等変更している箇所があります。

 
添付部品は、部品表を確認願います。


 本品は、最大限初心者でも組立出来るよう配慮した品です。
 ただし、不動時は回路図を理解が必要です。
 当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
 
不動時は、ご自身の力で解決願います。
 真空管回路は高電圧です。
 感電すると痛いです。危険です。細心の注意が必要です。

 初心者を対象に組立順序を記載しております。ベテランはお好きに! 

 組立
 C,Rは、背の低い部品より取り付けしていきます。
 電解コンデンサー極性に注意して実装します。

 真空管ソケットは基板用のMT7ピンソケットを使用します。
 配線引き出しすれば他品でも使用できると思います。
 

 
 
 イコライザー部のみ使用、ラインバッファー部未実装でも使用可能です。
 

 端子穴に穴径1.6mmのタレット端子が実装可能です。
 
 
 電源には下記仕様品を接続願います。
  ヒーター回路 6V (1.4A) 又は 6V(0.7A) x 2回路

  終段のバッファー回路カーソード電圧が高いです。
  メーカーによりヒーター〜カソード間耐圧が違いますので使用真空管メーカー資料で確認いただき
  耐圧オーバーするようならヒーターバイアス電圧をかけて使用してください。
  ヒーターバイアス50V〜70V程度。

  +B電源回路 +270V (30mA)
  

 動作確認
 電源投入前に部品実装、間違えがないか確認。
 ・接続、実装ミスが無いか確認して電源ONします。
 ヒーター電圧、B+電圧確認します。
 各部電圧は、回路図に記載している値+−10%程度ならOKです。
 ・真空管が安定動作状態になるまで10分程度かかります。
  安定動作までは電圧値が変動します。

 最低上記を行ってからアンプ等と接続願います。

 別品 EM-TUBE PU2と接続する場合
 HB端子はHと+を接続する。
 ヒーター電圧は6Vとする。7806を使用。
 AMP未接続でPU2単体で
  BV +270V (BV-+間)
  HV  +端子 +66V -端子 60V (ヒーターバイアス追加)
  に設定する。

 AMP未接続状態で電圧270V設定する。
 AMPと接続し、配線ミス確認後、電源ON
 AMP基板PU端子で電圧270Vに調整
 30分経過後、再度確認調整

 参考情報 試作品での特性
 下記値は、基板単体でケースに入れていない状態での値です。
 金属ケースに入れれば多少変わります。
 

 イコライザーアンプ部
  1KHz利得 36.2dB
  S/N 76.4dB
  周波数特性グラフ
  ひずみ率特性グラフ
  入出力特性グラフ

 ラインバッファー部
  1KHz利得 −0.3dB
  S/N 93.6dB
  周波数特性グラフ
  ひずみ率特性グラフ
  入出力特性グラフ

  2021/03 加筆修正
EM-TUBE EQ4 Ver1.0 製作手順