EM-FA1 Ver1.0 製作手順


 公開回路図
 公開部品表

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 黒塗り部分にパスワード記載

 製作資料

 現在(2021/06)入手可能な品で設計したフラットアンプです。
 初段のデュアルJ-FET以外ディスクリート部品となります。
 ディスクリートのデュアルJ-FETは、入手不可なので初段のみチップ部品となります。

 掲載している写真では、試作時の写真です。
 配布品以外の部品が実装されている場合があります。

 添付部品は、写真と同等性能な他品の場合があります。
 定数等変更している箇所があります。

 
添付部品は、部品表を確認願います。


 本品は、最大限初心者でも組立出来るよう配慮した品です。
 ただし、不動時は回路図を理解が必要です。
 当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
 
不動時は、ご自身の力で解決願います。

 初心者を対象に組立順序を記載しております。ベテランはお好きに! 

 組立
 最初にQ1、Q2を取付ます。
 端子間0.95mmです。
 

 他は、背の低い部品より取り付けしていきます。
 電解コンデンサー極性に注意して実装します。
 ツェナーダイオードと1N4148は間違わない様注意。
 

 入出力端子には、JSTのVH又はXHコネクターが実装可能です。
 

 電源には下記仕様品を接続願います。
 電源は、±18V 60mA x 2 を用意下さい。

 動作確認
 電源投入前に部品実装、間違えがないか確認。
 ・接続、実装ミスが無いか確認して電源ONします。
 各部電圧は、回路図に記載している値+−10%程度ならOKです。

 最低上記を行ってからアンプ等と接続願います。

 参考情報 
 ・試作品での特性
 下記値は、基板単体でケースに入れていない状態での値です。
 金属ケースに入れれば多少変わります。

  1KHz利得 約9.9dB
  S/N 約109dB
  周波数特性グラフ   10Hz - 100KHz ±0.2dB以内
  ひずみ率特性グラフ  1KHz 0.5V(RMS)出力 0.0005%
  入出力特性グラフ   

 ・発熱
 終段トランジスター、Q11-13は、消費電力約500mWです。
 発熱が大きいですが、規格内です。
 気になる様なら、小さなアルミ板など張り付けるかTO92様放熱器など取り付けて下さい。
 又はR13を小さくします。
 R13を既定の半分ほどにするとQ11-13の消費電力は約280mWになりますので発熱も小さくなります。
 当然もう片CHも同じ値にします。