EM-DAC 8742Q Ver1.0 製作手順
 D/A回路図 1/2 2/2 D/A部品表 D/A部品実装図

 参考結線図

 
  本品は、回路図が理解できて自作ベテラン向けです。
  当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
  よって中上級者向け配布とし、
不動時は、ご自身の力で解決願います。
  掲示板等で聞くのも良いかと思います。(製作上の質問は、掲示板でお願いします。)
  部品数は、200個以上です。
  製作難易度は・・・・・・です。


 基板及び回路図記載の電源を接続願います。アナログ部の電源は、+−10〜15Vにして下さい。
 オプションの電源を使用するか、別途用意してください。
 デジタル回路用電源は、別途+5V(1A以上)品を用意する必要があります。
 スイッチング電源が簡単だと思います。
 GNDアイソレータ搭載でノイズ耐性が高いですので問題なく使用できます。

 JP設定
  FS SEL端子でDA駆動FS周波数を選択します。
  48K、96K、192Kどれか一つをショートする必要あり。
  基板上にFS SEL端子が3箇所あります。
  必ずすべて同じ設定にします。

  POL端子は、ショート(接続)にします。
  未接続では音がでません。

  DF SEL端子で、デジタルフィルターの特性切り替えを行います。
  DF1、DF2、DF3どれか一つをショートする必要あり。
  基板上に2箇所あります。
  同じ設定にします。

  接続変更(FS変更)は、電源OFFで実施の事。仕様上制限です。
  電源ONで接続変更しても正常に切り替わりません。

  


 SW、LED説明
  IN SEL SW  入力選択です。OFF(オープン)でIN1、ON(ショート)でIN2が選択されます。

  POW LED   電源ランプです。
  ERR LED   入力信号異常、同期はずれで点灯します。
  IN1 LED    IN1入力選択時に点灯
  IN2 LED    IN2入力選択時に点灯

 OPT IN(光入力)
  IN1、IN2は、標準部品を実装した場合、COAX(同軸)入力となります。
  OPT入力で使用する場合は、IN端子に接続されている75Ω抵抗は実装しません。
  75Ω抵抗を実装するとエラーとなり受信できません。最悪TORXモジュールが壊れます。
  回路図参照の事。


 その他注意点
 CPLDの実装方向には十分注意願います。
 どの方向にも刺さりますが正規方向以外では当然CPLD破損します。

 部品取り付け方向など写真不鮮明箇所は、Webよりデーターシート等を入手して確認願います。
 28P SSOP部は、サブ基板を使用する事も可能です。
 指定サブ基板 ダイセン電子 D028基板

 重要部品は、配付数しか手持ち有りません、よってハンダ付け失敗時の入手は、ご自身で手配願います。
 WM8742は、WM8741とピン互換で置き換え可能です。


 参考写真
 写真では、配布品以外の部品が実装されている所があります。
 
添付部品は、写真と同等性能な他品の場合があります。
 
添付部品は、部品表を確認願います。
 

 ・標準配布部品実装
 

 

 ・オプション CRセット実装状態
  配布品以外の部品多数実装した状態写真です。参考用
 

 参考 動作確認品での特性
   1KHz出力波形

   0dB出力電圧 約2.7V

   無信号雑音電圧 約0.02mV

   ひずみ率 約0.004%