概要機能説明 
 機能設定説明書
 EM-DAC 4493 OCT メイン基板
 公開部品表
  ・AK4493を片CH4個合計8個使用DAC。
  ・DIR回路(AK4113)・・・OPT1、OPT2、COAX、USBの4入力。USB入力でDSD入力可能
  ・SRC回路(AK4137)・・・S/PDIF ⇔ DSD 相互変換機能。
  ・SRCバイパス回路搭載、SRCバイパスでDSD512入力可能
  ・バランス及びアンバランス出力
 HEX ADP基板 公開部品表
  ・メイン基板実装用サブ基板
  ・AK4493を片CH8個合計16個使用DAC。
 SW基板 回路図部品表
  ・メイン基板接続用。
  ・押しボタンで入力、出力(デジタルフィルター、PCM/DSD選択)、サウンドコントロールを選択可能
  ・OLED(LCD)で状態表示
 電源基板 回路図部品表
  ・±12V電源1回路、+5V電源2回路搭載

 購入者限定公開製作資料(青字製作資料クリックでパスワード入力)
 基板裏面にパスワードが記載されています。メイン基板記載のパスワードを入力する。
 製作資料 回路図、部品表、基板実装図、その他
 

 参考結線図

 EM-WORD IN の組立案内は別ページ参照
 EM-WORD IN

 配布条件及び注意点
 CPUプログラムにバグが有った場合、製作資料ページに修正プログラムをアップロードします。
 ダウンロードしてご自身でプログラム更新願います。
 往復送料をご負担いただきCPU基板送付いただければ当方でプログラム更新可能です

 回路図、部品表、部品実装図は、購入者限定公開となります。
 基板裏面にパスワードが記載されています。メイン基板とHEX ADP基板は別パスワードです。
 パスワード要求に従って入力してください。

 上の青文字「製作資料」をクリックするとパスワード入力画面が表示されます。

 搭載写真は試作品の写真です。配布品は写真と違う品が実装されている場合があります。
 搭載写真は、未添付部品も実装した状態写真となります。
 
掲載写真は、過去の製作品を流用している場合があります。
 
添付部品は、写真と同等性能な他品の場合があります。
 
添付部品は、部品表を確認願います。


  本品は自作初心者でも組立可能なように配慮しておりますが、
  不動時は回路図の理解が必要です。
  当方は自分用で動作確認済みで、回路図通り組立てれば動作します。
  
不動時は、ご自身の力で解決願います。
  不明点は製作上の質問は掲示板でお願いします。
  バグ情報などは直接メール下さい。当方で確認出来たらHPで公開いたします。

 共通事項
 表面実装部品が未実装の場合、表面実装部品を最初に取付た方が後々作業が楽です。

 ・メイン基板
 端子説明
 機能操作説明書、回路図参照

 ISP CPU書込み用端子(通常時未使用)
 TypeBは、CPUプログラム書込みの為、ISPとD5V端子にコネクター実装済です。
 

 CPU実装
 AK4493は、CPU制御でデーター設定されて正常に音が出ます。
 よって、CPU不良、未実装では正常動作しません。

 メイン基板
 OSCを取付ます。TypeA/TypeB共通
 
 EM-WORD IN基板を使用する場合はOSC未実装。ページ下説明参照。

 TypeAのCPUは別基板です。ピンヘッター、ピンソケットを使用して取付ます。
 
  TypeBはCPU実装済

 その他、特に指定ありませんが背の低い品から取付ます。
 CPU部分以外、TypeA/TypeB共通です。
  TypeA OCT組立
  TypeB HEX組立

 接続可能なUSBモジュールは、Amanero Combo384 です。
 USBはスペーサーを使用して基板に固定する。
 20ピンのフラットケーブルで接続すると簡単です。
 

 HEX ADP基板
 特に指定ありませんが背の低い品から取付ます。
 TypeA/TypeB共通です。
 
 ピンヘッター、ピンソケットを使用して取付ます。
 メイン基板実装部品と干渉しないように2段ピンヘッターを使用。(秋月電子販売品を切断して使用)
 GND強化の為、18mmの金属スペーサーも併用する。(GND強化目的です)
 

 不具合情報、対策
 DSDモード再生中にプチプチとノイズが出る場合があります。
 基板配線長の関係で波形に乱れが確認出来ました。
 パターンカット4か所、抵抗(33Ω、20-75Ω程度)追加4個。

  
 ・U12の出力4本のパターンをカットします。
  
 ・レジストをカッターの先などではがします。
 ・ハンダを盛ります。
  
 ・カットしたパターン間に抵抗を追加します。(写真は2012サイズ、33Ω)
  
 ・取れないように「ハックルー NO.13」で固定します。
 
 DSD512再生時のみ確認出来た症状です。問題未発生なら追加不要。
 
 
・電源基板

 指定ありませんが背の低い品から取付ます。
 

 電圧確認
 PUA ・・・ ±12V
 A5V、D5V ・・・ +5V
 を確認してから基板と接続します。
 
 実装消費電流
 A5V・・・ 約350mA
 D5V・・・ 約350mA

 ・SW基板
 ケース組込み用に用意した品です。
 搭載ディスプレイ OLED WINSTAR WEH001602A 又はLCD
 
 デイスプレーモジュール電源電圧設定
 当方指定OLEDでは、3.3Vに設定。Vo端子ハンダショート。
 
 
 ディスプレイ、スイッチは基板裏面に取付
 
 

 共通事項
 組立注意点
 部品実装方向には十分注意願います。
 不具合で電源電圧が異常の場合部品破損につながります。
 部品取り付け方向など写真不鮮明箇所は、Webよりデーターシート等を入手して確認願います。
 重要部品は、配付数しか手持ち有りません、よってハンダ付け失敗時の入手は、ご自身で手配願います。
 基板上のISP端子はCPUプログラム書込み用端子です。(通常時未使用)

 入出力コネクターは下記が適合します。
 JST VH及びXHコネクター
 MIL規格フラットケーブルコネクター

 製作資料ページにメイン基板、SW基板の穴開寸法図があります。
 穴あけ時の参考にしてください。

 修正プログラム
 プログラム修正の場合は随時、製作資料ページにUPいたします。



 
オプション EM-WORD IN 追加
 基板製作案内
 EM-WORD IN基板を使用してワードクロック入力を追加可能です。
 ・WORD IN基板に22.5792MHzオシレーターを実装する。DA基板のOSCは実装しません。
 ・DA基板のD5V端子とWORD IN基板VCC端子を接続(電源接続)。
 ・DA基板のOSC実装位置とWORD IN基板OUT端子を接続
 
 ・WORD IN基板のFS端子は、
 シュート128倍でワードクロック176.4Kで使用する。
 オープン256倍でワードクロック88.2Kで使用する。

 ・メイン基板OSC横、RCLK部に200Ωの抵抗を実装する。
 配線が長い場合、ノイズの影響を少なくする為。
EM-DAC 4493 OCT/HEX 製作手順